超美味”しもつかれ”簡単レシピ
栃木県の郷土料理といえば・・・
”しもつかれ”。
本来は2月の初午の日に作るもの、とされているようですが、
ウチでは(節分用の?)炒り大豆が、
スーパーに出回り出した1月末ごろから、
2月いっぱいくらいの寒い時期に、何度も作ります。
なんてったって、
主食にしてもいいくらいの美味しさ
なものですから
材料はいたってシンプル。
節分の福豆(豆まきをした残りの炒り大豆)や、
お正月の残りの塩引き鮭(新巻でもよい)の頭など、
本来、廃物とされてしまうようなものの活用料理なのです。
* * * *
まず、塩引き鮭1尾分の頭をよく煮るのですが、
ウチでは、対流式の石油ストーブの上で何時間も、
時には何日も、
鮭の頭が缶詰のように、ぐずぐずに柔らかくなるまで煮ます。
途中3回ほど煮こぼして、
余分なアクや臭みを除きます。
①骨まで柔らかくなった鮭の頭に(煮汁は捨てる)、
②炒り大豆適量(市販の一袋くらい)を加えます。
③”鬼おろし”
で、粗くすりおろしたダイコン、ニンジンを各一本分。
④油揚げ1~2枚を短冊に切って、
④酒かすを適量(板状なら1枚くらい)ほぐしいれ、
①〰④を大きめの鍋に入れて、火にかけます。
水も、酒も、ダシも一切使わず、
自然塩をベースにダイコンの水分だけで
水分が出てきたら、後は焦がさないように中火や弱火で、
じっくりと煮込みます。
弱火で7~8時間くらいかな?
汁気がほとんどなくなってきたところで、
隠し味程度のしょうゆで、味を調えれば出来上がり
熱々も美味しいですが、
私は冷たく冷えてからのほうが好きですね
* * * *
★途中3回ほど煮こぼして:”しもつかれ”ほど、
好き嫌いが極端に分かれる料理は珍しい・・・と、よく言われます
外見のせいもあるでしょうが、
塩鮭の頭をそのまま煮込んで(その塩味で)調理する人が多い
為ではないかと思います。
”しもつかれ”は大嫌い
と言っていた人の8割くらいまでは、
ウチのしもつかれを食べさせると、
「これがしもつかれ?美味し~い」
と言ってくださいます
★木とタケでできた、”鬼おろし”。
栃木県内では、
スーパーやホームセンターなどで結構見かけます。
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