千成ほおづき
私が小学生だった昭和30年代。
この季節の楽しみの一つに千成ほおづきがありました。
当時はどこの農家の畑にも、
必ず何本かの千成ほおづきが自生していて、
子供たちがおやつ代わりにしていたものです
「あそこの畑の草をかたずけてきな。千成がいっぱいなってたぞ」
私と弟、喜び勇んで畑へ。
母が草取りをしながら、
畝のところどころに取りためて置いてある草の山。
ざるで運んで草塚に捨てながら、
「千成はどこにあるかな?」と、
ドキドキしながら何本もの畝を往復。
「あった!」
たくさんの小さな青い実をつけた千成ほおずきの枝のところどころに、
黄色く熟れた千成の実が!
地面にも落ちて散らばっています
ふっくらとした皮を破ると、中からオレンジ色の可愛い実が。
かみつぶすと甘酸っぱい香りが口中に広がって、
実に美味しい
現在の場所に居を構えた30数年前、
あの味、あの幸福感が忘れられなくて・・・
近在の農家を回り、やっと見つけて移植しました
以来、毎年種をまいては、楽しんでいます。
年配のお客様の中には、
「懐かしいですね!種を分けてくれませんか?」
という方もいらっしゃいます。
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