丁度よい
お前はお前で丁度よい
顔も体も名も姓も
お前にそれはちょうどよい
貧も富も親も子も
息子の嫁もその孫も
それはお前に丁度よい
幸も不幸も喜びも
悲しみさえも丁度よい
歩いたお前の人生は
悪くもなければ良くもない
お前にとって丁度よい
* * * *
このような詩が印刷された杉板などが、
(多少の文言の違いはあるようですが)
良寛和尚作の詩だとして、
各地の観光みやげとして売られているようです。
含蓄のある言葉です
決してマイナスなイメージではなく、
自己を肯定して、
いわば開き直りの精神が感じられる詩ですが、
実はこれ、良寛和尚の作ではなく、
石川県にある真宗大谷派常賛寺の坊守、
藤場美津路さんが、
お寺の寺報(’82.2)に書いた詩、
「仏様のことば(丁度よい)」
という文章が原点なのだそうです。
後段があります。
* * * *
地獄へ行こうと極楽へ行こうと
行ったところが丁度よい
うぬぼれる要もなく、卑下する要もない
上もなければ下もない
死ぬ月日さえも丁度よい
仏様と二人連れの人生
丁度良くないはずがない
丁度良いのだと聞こえた時
憶念の信が生まれます
南無阿弥陀仏
*「自己否定の苦悩の中に聞こえた仏様の慈愛の言葉です。
安易な現状肯定ではありません」(藤場美津路)
*那須塩原市のアルファリフォームで発行している
”げんき(2011、11月号)”で紹介された記事のほか、、
Googl検索でヒットした「丁度良い」の、
多くの方の記事を参考とさせていただきました(菅)
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